高尾山で初日の出や年越しを体験したいと思っている方は多いでしょう。
毎年、高尾山は初日の出の鑑賞や薬王院での初詣のために多数の訪問者で賑わいますが、いくつかの注意事項を考慮する必要があります。
特に、山頂での初日の出にはアクセス制限があるため、以下の情報をよく確認してから訪れるようにしましょう。

当記事では、高尾山初日の出2024の時間や混雑状況は?おすすめスポットや服装も紹介していきます!
どうぞ最後までご覧ください。
高尾山初日の出2024の時間は?
高尾山、初日の出~☀️ pic.twitter.com/NVmRR0VBrS
— ヤマミユ (@yamamiyu9614) December 31, 2017
高尾山の初日の出の予定時刻は6時53分とされており、寒さ対策をしっかりと行うこと、滑りやすい道路に備えて適切な履き物を選ぶことが大切です。さらに、夜道のため懐中電灯の持参も忘れずに。
高尾山には初日の出を鑑賞するための多くのスポットがあり、その中でも山頂は格別に人気です。
コロナの影響で過去に山頂へのアクセスが制限されていましたが、2022年末から2023年初めにかけては、以前のように山頂から初日の出を楽しむことが可能のようです。
2024年度も同様になるかと思います。
しかしながら、山頂のエリアは狭いため、例年日の出を前に通行規制が設けられます(通常は朝の2〜3時頃)。
そのため、山頂での鑑賞を希望する方は早めの準備が必要です。
詳しい注意事項に関しては、高尾陣馬特別警戒連絡協議会の公式ページでご確認ください。
山頂では新年を迎える「迎光祭」という行事も行われ、午前6時30分頃から始まるこの荘厳な儀式は見物です。



万が一、山頂への入場ができなかった場合でも、薬王院の敷地、男坂上、十一丁目茶屋近くの霞台園地や高尾山スミカの展望デッキ、金毘羅台など、多くの場所から初日の出を見ることができます。
ただし、霞台園地や高尾山スミカの展望デッキは混雑を避けるための制限がかかることがあるので、注意してください。
高尾山初日の出の混雑状況は?
高尾山での初日の出鑑賞時の混雑は、上山は深夜0時から2時、下山は朝7時〜9時が最も混雑しています。
車で初日の出を見に来る場合は、深夜2時までに到着しないと駐車スペースを確保するのが困難になるでしょう。
民間の駐車場は開放されていないため、駐車場が見つからない場合は公共交通機関を利用することを推奨します。
初日の出時のケーブルカーは一日中運行しており、待ち時間は最大で約2時間に及ぶことも。
長い待ち時間を避け、時間通りに山頂に到着するためには、深夜0時から登山を開始することが良いでしょう。
もし通行規制が敷かれると、山頂での初日の出鑑賞が難しくなる場合もありますので注意が必要です。
初日の出のリフトは新年の朝5時から稼働します。
朝5時からのスタートとなるので、初日の出の予定時刻(朝6時30分頃)を考慮し、リフトの待ち行列が長い場合は徒歩での登山を選択すると良いでしょう。
山頂までの所要時間は通常70分ですが、混雑によってはそれ以上の時間がかかる可能性があるので、計画的に行動することが求められます。
高尾山初日の出のおすすめの場所(スポット)は?
高尾山にはいくつかの初日の出の見どころが存在します。
ただ、それぞれの場所はそれほど大きくないので、毎年多くの人々がそのスポットを目指します。どの場所で観賞するかをあらかじめ決定し、きちんとした準備をしてから訪れることをおすすめします!
推奨スポット1 山の頂上
高尾山の中で最も注目される初日の出の場所は、山の頂上からの壮大な景色です。
初日の出は特別なもので、天気が良ければ富士山も視界に入る、新年を迎えるのに最適な場所となっています。
その人気から、山頂では場所を確保するのが競争となり、人数が多すぎる場合は制限がかかることも。
規定の人数になると、山頂へのルートが封鎖されることがあります。
毎年、山頂で初日の出を見逃したという声が上がってくるのは、これが原因です。
絶対に山の頂上で鑑賞したい場合、夜通しの準備が必要です。
推奨スポット2 薬王院
高尾山薬王院から見た初日の出 pic.twitter.com/ufMXJDsoJY
— 工藤繁次 (@RHylY7r3VMJbQTd) January 1, 2023
1号路の途中に位置するこのお寺の参道は、初日の出の見える場所として知られています。
周辺には食事を提供する店が複数存在し、寒さをしのぎながら待機することができます。
しかし、一部の位置からは木が視界を遮ることがあるため、見えづらくなる場面も。また、参道のサイドでの観賞となるため、特に広いスペースは期待できません。
本堂の近くからも朝日は見ることができますが、多くの参拝者がいるため、じっくりと楽しむのは少し難しいかもしれません。
推奨スポット3 霞台の展望所
【今日の高尾山】初日の出を見ることができました。ケーブルカーを登ったところにある霞台からです! pic.twitter.com/7uYG3M1SCG
— 高尾山マガジン(高尾山ファンサイト) (@MtTakaoMag) December 31, 2013
霞台の展望所は高尾山を訪れた多くの者が、この地点で足を止めて絶景を楽しむ場所として知られています。
晴れた日には、スカイツリーを筆頭に東京の高層ビルの風景が広がります。
夜の風景も評価が高く、夏季には隣接するレストランでビアテラスが開かれます。
この場所の魅力の一つは、目前にケーブルカーとリフトのステーションが位置している点です。
計画次第で、初日の出を歩くことなく簡単に楽しむことが可能です。
推奨スポット4 金毘羅の展望地
今朝の日の出、高尾山金毘羅台園地から#高尾山#日の出#金毘羅台園地 pic.twitter.com/ugtR2VQdwG
— cacao (@cacao_n7) April 1, 2023
1号路からちょっとした分岐に位置する隠れた名所です。
ここでは、夜の都心の風景をカメラに収める方が数多く訪れます。
しかし、こちらのエリアはかなり狭めです。
すぐに人でいっぱいになる可能性があるので、気をつけてください。
高尾山初日の出の服装は?
初日の出を体験するときには、適切な服装が必須です。
特に山の頂上や海沿いなどの開放的な場所では、気温が低下しやすいので注意が必要です。こちらでは、初日の出時におすすめの衣装を提案いたします。
■基礎となる下着
- 体温維持用のアンダーウェア、例えばサーマルやヒートテックのようなものは欠かせません。
- さらに、ウールの長袖やタイツをレイヤリングすることで暖かさを増やせます。
■中間層
- フリースや軽量のダウンなどの保温材を使用した服は、暖かさをキープするのに効果的です。
■アウター
- 風や雨から身を守るためのウィンドブレーカーやダウンコートは必須。特に風を防ぐ能力は、冷たさを和らげるために重要です。
■手足の保護具
- 手袋:ウール製や風防のものが最適。
- 帽子:耳までカバーできるものやキャップなど。頭部の熱を保つことができます。
- スカーフやマフラーも活用しましょう。
- 靴下:ウール製やヒートタイプを選び、寒がりの方は二重に履くのも良い。
- 靴:滑り止めがついた防水・防風のものを選びましょう。
■その他アイテム
- カイロ:体を温めるためのスティックタイプやポケットタイプ。
- 保温瓶:暖かいドリンクを携帯すると、寒さから身を守るのに役立ちます。
アルコールは節度を持って。体を暖める効果がある一方で、体温の低下も引き起こす可能性があるので注意が必要です。



体が冷えないように、動きやすさに合わせて衣装の調整を心掛けてください。過度な重ね着は汗を引き起こし、後で体を冷やす要因となり得ます。
初日の出を存分に楽しむために、適切な準備を行いましょう。
高尾山初日の出に行く際の注意点
高尾山での初日の出を人混みを避けて楽しむのは難しいです。
特に、日の出直前は薬王院での初詣とともに人々が集まります。
さらに、夜間は数ある登山ルートの中で1号路だけが開放されるため、混雑が激しくなります。
帰る際の混雑を避ける一つの方法があります。
それは「ゆっくりと混雑が減るのを待つ」という方法です。
多くの人は、日の出を見終わった後、薬王院で初詣を終えて家路につきます。
彼らが下山すれば、少しは人の流れがスムーズになります。
けれども、その後も新たな初詣の人たちが上がってくるので、すっかり空いてしまうことは少ないです。
待っている間にも、寒さは増していくので、防寒対策は絶対です。
食べ物や飲み物を提供する場所も混み合うため、しっかりとした防寒対策を持参することがオススメです。
以前、ここで日の出を楽しんだ方からは「極寒の場所にいるようだ」との感想も聞かれます。



飲み物は自動販売機でも購入可能ですが、並ぶことが予想されるため、あらかじめ暖かい飲み物を持参するのがベストです。
初日の出の魅力を堪能した後は、薬王院をじっくりと巡って、焦らずに帰路につきましょう。
高尾山初日の出2024の時間や混雑状況・おすすめスポットや服装のまとめ
当記事では、高尾山初日の出2024の時間や混雑状況・おすすめスポットや服装も紹介しました。
高尾山の山頂からは壮大な初日の出を望むことができます。
新年の日の天気は通常「晴れがち」とされていますが、実際に初日の出を確認できるかは運次第です。
もし初日の出を見逃してしまっても、薬王院での初詣を楽しむことができ、そのご利益を受けられます。
初日の出を見る予定や初詣を計画している方は、しっかりとした準備を心がけてください。
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